4年金澤潤「全日に懸ける思い」
なんとなく始めたラクロスも気づいたら4年になってた。
この4年間を思い返すと楽しかったことよりも辛かったこと悔しかったことしか思い出せない。
その中でも4年目として迎える今シーズンは一番厳しいシーズンだった。
全く力になれなかった去年の学生選手権、日体戦。日体相手に活躍してた同期もいる中で自分の無力さと悔しさに涙がでた。
来年はこの舞台で絶対活躍してやる、そう思って今シーズンはスタートした。
けれども、今シーズンの半分はまともにプレーせずに終わった。4年生としてチームに全く貢献できなかったことは本当に申し訳ないと思う。4年生としてあるべき姿からはかけ離れていた。特に後輩のDF陣に負担をかけてしまったことに責任を感じた。
7月のAチーム関東遠征が忘れられない遠征になった。フルメンバーではないもののほぼ全ての試合で大量失点して負けた。何をやっても上手くいく気がしなくて絶望した。遠征が終わった後もみんなの前ではヘラヘラしてたけどすごい焦っていたしずっとモヤモヤしてた。
そんな苦しい中でもまだまだこのチームでラクロスをしたいと思えたのは今年のチームが好きだったからだ。
変な人ばかりだけど最高の同期、頼れる後輩たち。
特にDFの後輩たちはすごい成長してとても頼もしい。自分は3年まで何も考えずに適当にラクロスしてきたから本当にみんなすごいと思う。
そして、コーチには本当に感謝してます。特にDFコーチの亀田さんのおかげで今年はプレーに集中できた。
あとは、至とげんきにも感謝してます。
何もしてなくてごめん。
4年生になってからとにかく考えて質を求めてきた。練習できた時間は短いけど今年が一番成長した気がする。感謝の気持ちはプレーで見せます。
個人としてやれるだけのことをやってきた自信はないけれどもチームとしてはやれるだけのことはやってきた。
思うようにいかないDFもリーグ戦をこなしていく度にまとまってきた。もちろん満足できた試合はなかったけれども結果も出せるようになったと思う。今は自分たちのDFに自信がある。もちろんOFもたくさん点を取ってくれるでしょう。
俺たちは強い
4年間ラクロスをやってきた。すべては全学1回戦に勝つために。
悔しい思いはもうしない。
4年 #66 金澤 潤