2年 須藤朋希 -後輩の想い-
『勝つ』
去年の冬、代が変わってしばらく経ったあと、ABわけが発表され、僕はAチームになった。
え、自分がA!?という驚きとちょっとしたワクワク感を持ってスタートしたが、チームわけ直後のつま恋遠征は悲惨だった。
本当に何もできなくて、何もわかんなかった。足を引っ張っているということだけをプレー中ずっと感じていた。
無力感が言葉では表せないぐらい悔しかった。
それからもずっと足を引っ張り続けてきたなと思う。その度にみんなにカバーしてもらった。
ラクロスのことも本当にたくさん教えてもらった。
感謝しかない。
この半年間自分なりに色々考えてやってきたけど、たかきさんやてらさんを見てるとまだまだできることはあるな、もっと考えなきゃと思ってしまう。
たかきさんやてらさんたちと一緒にプレーしていると、勝ちたい!と言う思いがひしひしと伝わってくる。
緊張感漂う中、本気で勝とうと思っている人たちと、一緒になって本気になるのはすごく楽しい。すごくワクワクする。そんな気持ちを味わえてすごく幸せだなって思う。
そんなワクワクをもっともっと長く楽しみたい。
当たり前のことだが、俺ら後輩のプレーでこれからの結果も変わる。
今まで先輩たちにかけた迷惑のお詫びと色々教えてもらったお礼は俺がこれからまだまだ上手くなって返すつもりだ。
FINALまであと一週間。まだできることはある。
やれることをやってFINALを迎えよう。