Bコーチ 白井礼陽 As a member of B
今シーズンを振り返ると,個人としてはできなかったことの方が多い。
コーチの依頼がきたとき,プレイヤーとしてAに上がれなかった自分にできることがあるのか,とても不安だった。それでもコーチを引き受けたのは,同じ思いをして欲しくないから,反面教師として,また,BとAの境界のレベルを示すことはできるかもしれないと考えたからだ。
下手でも,動画を見たりして新しい技術を身に着けるとかできることはあったし,もっとラクロスに時間を割くべきだったと思う。それでも将来のこととか不安だし,ラクロスばかりやっているわけにもいかないと思ってしまう自分もいた。
逆に言えば現役は本当に多くの時間をラクロスに費やしていると思う。
上手くならないともったいないし,絶対に上手くなってほしい。
Cチームで苦しんでいた時,先輩に言われた“人間変わるのに遅すぎるということはない”という言葉には本当に勇気づけられた。ただ北大男子ラクロス部でプレーできるのは4年間しかない。変わるなら早い方がいい。もっと復唱の声を出すとか,セットを早くするとか,今日からでもできることはあるし,フィジカル面などは積み重ねで,普段どれだけ追い込んでやれるかだと思う。文句を言いながらやるのも,少しでも強くなろうと思ってやるのも,同じ時間だ。四年生になってから後悔しても遅い。
成長の速度に関していうと,発信することはとても重要だと思う。
自分の考えが周りに伝わることでアドバイスをもらえたり,理解してもらえる。
また,発言には責任が伴うので,自覚が生まれ,自分に妥協しなくなると思う。
この間の66で分からないところ書いてって時に2人しか書いていなかったけど,少しでも分からないことがあったら聞かないのはもったいない。
簡単なことだったり一度誰かが言ってたこととかを聞くのは恥ずかしいかもしれないけど,聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥だ。せっかくたくさんコーチがいるのだからどんどん使っていこう(自主練の誘い待ってます!)。
最近広報ではない個人のブログを書く文化が廃れてきている気がするが,自分の思いを発信することは重要だと思うので,なんでもいいから書いてみるのもいいと思う。
いろいろ偉そうに書いたが,これらは自分が現役の時から思っていたけどできなかったことだ。変わるのには本当に勇気がいると思う。でも,今変われなければ俺と同じようにBで終わってしまうだろう。練習に来るのも,自主練するのも,声を出すのも当たり前,スタンダードを上げよう。
最後に,こんな自分にコーチを依頼してくれた15,Bチームのみんな,武田さん,かんじさん,まささんには本当に感謝しています。ありがとうございました。
裏遠征まであと2週間,できることは全部やって勝とう。
そして,来年Aチームで活躍してくれることを期待しています。