-これからラクロスの話をしよう-4年DMF小野宏明
今年は4年間で最も悔しい想いをした1年だった。
DMFとしてAに上がらないかとかざはさんに言われた時、正直ショックだった。オフェンスとしてはAチームに上がることはできないことを意味していたから。
それでも4年としての最後のシーズン、自分がチームに貢献できる方法は何か考えた時、取るべき行動は1つだった。
慣れないディフェンスに入り、初めはホットもろくに張れなかったけど、嵩樹や寺、久語をはじめとするDF陣に助けられながら少しずつ守れるようになってきた。
そして最近ではディフェンスがすごく楽しくなった。
みんなには本当に感謝している。
しかし、開幕、ファイナルとプレッシャーのかかる試合では本当にふがいないプレーばかりしてしまった。
これまでチームを背負って試合に出ることなんてなかったから、それがどれほど重たいことなのか知らなかった。
まだチームのみんなに恩返しが出来ていない。
残されたチャンスは少ないが、感謝の気持ちはプレーで示すつもりだ。
十日後、自分がどういう立場で三地区戦に臨むことになっても、勝ちたい気持ちは変わらない。部員全員が、それぞれの立場で最善を尽くし、勝とう。
勝って、関西へ。
#9