これからラクロスの話をしよう-4年MF土山紘平-
「ラクロスに本気で向き合ってきたか?」
「大学生活のほとんどを捧げてきたか?」
こう問われても、
「向き合ってきた、捧げてきた」
と口が裂けても言えないだろう。
それでも
「ラクロスを楽しんでいるか?」
そう問われれば、
「楽しんでいる」
と自信を持って言える。
ラクロスは楽しい
楽しいと思えたから続けてこれた。
もちろん、ただ楽しんでいるだけじゃ全学の舞台で勝てるわけがない。
それに気が付いたのは去年の全学1回戦
フィールドに立ってプレーしたのなんか数回。
ほとんどの時間ベンチから応援することしか出来なかった。
ベンチメンバーに選ばれているのにあまりにも無力だった。
俺がベンチにいるのは場違いだと感じた。
試合後、ここで変わらないと来年も同じ事を繰り返す。
変わるなら今しかないと思った。
14が引退してからはラクロスを辛く感じることが増えた。
でも、それはラクロスに向き合ってるから。
真剣に考えてるから辛いんだとわかった。
楽しむだけでは成長しないと身を持って感じた。
これから迎える試合は負けが引退を意味する。
初めての舞台にいつも通りのプレーが出来ない人もいるかもしれない。
そんなときは15の姿を見て欲しい。
俺が去年14に感じたように頼もしい姿を見せてくれるはずだ。
だから安心してほしい。
絶対に勝つ
#18